キミ・ライコネン トリビア&名言集
キミ・ライコネンがフェラーリとの契約を2018年末まで延長したことが発表されました。これからもますます注目のF1ドライバー。あなたはライコネンについてどれくらい知っていますか?
追記(2018/9/29):ライコネンがザウバーと2020年までの2年契約を結びました。F1引退が囁かれてましたが残ってくれてうれしいです。
キミ・ライコネンとは?
キミ・ライコネンはフィンランド出身のF1ドライバー。2007年のF1ワールドチャンピオン。2017年はフェラーリに所属。常にクールで無口な性格からニックネームは「アイスマン」。F1ドライバーの中でも屈指の人気を誇る。
名前 | Kimi Raikkonen (Kimi-Matias Räikkönen) |
生年月日 | 10/17/1979 |
出身地 | フィンランド、エスポー |
F1デビュー | 2001年オーストラリアGP |
優勝 | 20回(歴代15位) |
ポールポジション | 18回(歴代17位) |
ファステストラップ | 46回(歴代2位) |
*2018年シンガポールGP終了時までのデータ
トリビア
「アイスマン」名付け親
ライコネンの愛称「アイスマン」は彼がマクラーレン時代にチーム監督のロン・デニスから名付けられた。
一番好きなこと
お酒、アイスクリーム好きで知られている。スノーボードなどのウィンタースポーツも彼の趣味。なかでも一番好きなのはカラオケだそうである。今年カラオケバーを開店させるとの噂。
奥さんは?子供いるの?
これまで2度結婚している。2004年にジェニー・ダールマン(ミススカンジナビア2001)と結婚。(2014年に離婚)。2016年に2度目の結婚。相手はミントゥ・ビルタネン(モデル)。二人の間には男の子と女の子がいる。
キミの永遠のヒーロー
2007年フィンランドで行われたスノーモービルのレースでは『ジェームズ・ハント』の偽名で参加した。同じ年に行われたパワーボートのレースには友人と共にゴリラの着ぐるみを着て参加した。その際も名前は『ジェームズ・ハント』そしてベストドレッサーに選ばれる。ジェームズ・ハントはライコネンのヒーロー。
F1初テストから伝説は始まっていた
2000年9月、ライコネンはザウバーに呼ばれてイタリアのムジェロでF1初走行を行なった。この時点で彼は入門カテゴリーのフォーミュラルノーで23戦しか走ったことがない無名のドライバーだった。
1日目は29周走行して、同じザウバーC19を運転していたディニスから2.5秒遅い1.30.100がベストタイム。F1の強烈なGフォースに首が耐えられず4周以上連続して走行できなかった。
2日目、ディニスの1~2秒以内のタイムをライコネンが出せば満足と思っていたザウバーは信じられない光景を目にする。
ライコネンは40周走行し前日のタイムから約3秒も縮める1:27.130を記録。このタイムはディニスより速く、同じテストに参加していたフェラーリのシューマッハから1秒以内だった。
驚いたシューマッハがザウバーのところにやってきて「誰が走ってるの?彼速いよ」と言ったほどだった。
テスト後、ライコネンはザウバーと4年契約を結ぶ。
レース中にヨットでくつろぐ
2006年モナコGP。トラブルでリタイアしたライコネンはピットに戻らず、そのまま歩いて自分のヨットに直行。上半身裸になり、くつろいでいる場面がテレビに映る。
ライコネンの伝記が発売
ライコネンが初めて率直に自らの半生を語った唯一の本人公認ブック。著者はフィンランドのベストセラー作家のカリ・ホタカイネン(KARI HOTAKAINEN)
名言(迷言)集
生放送で禁止用語
2006年ブラジルGP。スタート前にシューマッハがペレから引退記念トロフィーが授与されるセレモニーが行われた。多くのドライバーが参加するなか、キミの姿はなかった。グリッドウォークをしていたブランドルから理由を聞かれ、キミはこう答える、
「う*こしてた」
なんとそのやり取りは生中継でテレビ放送されていた!
*ちなみにブランドルの返しが面白い ⇒「スタートで車軽くなってよかったね」
世紀の名言 「ほっといてくれ!」
2012年アブダビGP。ライコネンは、後方を走るアロンソとのギャップを伝えるとのエンジニアからの無線にこう答える。
「ほっといてくれ。自分のやってることは分かってる!」
さらにその後もセーフティカーの後ろを走っていた際に、タイヤに関する指示に、
「はい、はい、はい。ずっとやってる。ひっきりなしに教えなくていいよ。」
と素っ気なく答えた。
この無線にBBCコメンテーターのデイビット・クロフトは爆笑していた。
キミのよくある受け答え
質問:ヘルメットは多くのドライバーにとって特別な意味を持っていますが、あなたにはどれほど重要ですか?
キミ:僕の頭を守ってくれる。
質問:時速300キロで運転する気分は?
キミ:普通。
質問:レース週末で最もエキサイティングな瞬間は?
キミ:レースのスタート。いつもそうだ。
質問:最も退屈なのは?
キミ:今。