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バーレーンGP2018感想

2018年F1第2戦は中東のバーレーン国際サーキットで行われました。レースは最終ラップまで続く大激戦。ベッテルの神ドライビングによってフェラーリ2連勝。そしてこのレースもう一人の主役はトロロッソホンダに初ポイントをもたらしたガスリー。

レース感想

手に汗握るトップ争いでした。最終ラップまでどちらが勝つか分からないレースは久しぶりです。深夜で生で見てましたが興奮してなかなか寝れませんでした。

オーストラリアではラッキーな勝利したベッテルですがこの2戦目の勝利はまぎれもなく彼の「スキル」によるもの。

ピエール・ガスリーの4位入賞もすごかったです。ホンダ第4期で最高位。マクラーレンホンダが3シーズンで5位がやっとだったんで、トロロッソはたった2戦でマクラーレンの記録上回った。この調子で活躍してくれると日本GPも盛り上がりそうです。

開幕前は「今シーズンはハミルトンが圧倒的に強い」と予想していたのですが蓋を開けてみればベッテル2連勝。F1は面白い。

レース結果

1位  S.ベッテル Ferrari 1h32'01.940
2位  V.ボッタス Mercedes 0'00.699
3位  L.ハミルトン Mercedes 0'06.512
4位  P.ガスリー Toro Rosso 1'02.234
5位  K.マグヌッセン Haas 1'15.046
6位  N.ヒュルケンベルグ Renault 1'39.024
7位  F.アロンソ McLaren 1Lap
8位  S.バンドーン McLaren 1Lap
9位  M.エリクソン Sauber 1Lap
10位  E.オコン Force India 1Lap
11位  C.サインツJr. Renault 1Lap
12位  C.ルクレール Sauber 1Lap
13位  R.グロージャン Haas 1Lap
14位  L.ストロール Williams 1Lap
15位  S.シロトキン Williams 1Lap
16位  S.ペレス Force India 1Lap
17位  B.ハートレー Toro Rosso 1Lap
-位 No.7 K.ライコネン Ferrari (DNF)
-位 No.33 M.フェルスタッペン Red Bull (DNF)
-位 No.3 D.リカルド Red Bull (DNF)

■ドライバーズ選手権
1 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)50
2 ルイス・ハミルトン(メルセデス) 33
3 バルデリ・ボッタス (メルセデス)22
4 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)16
5 キミ・ライコネン(フェラーリ)15
全ランキングはこちら

■全車ラップタイム&ラップチャート

https://www.racefans.net/2018/04/08/2018-bahrain-grand-prix-interactive-data-lap-charts-times-and-tyres/

レースハイライト

ハイライト動画

→ 2018 Bahrain Grand Prix: Race Highlights - YouTube

ベッテルが変則1ストップで優勝

予定では2ストップ戦略するはずだったベッテルですが、ミディアム履いたメルセデス(1ストップ戦略)のペースが驚異的だったのでフェラーリは急遽ソフトで最後まで走り切る作戦に変更しました。

ベッテル「残り10周、チームには何も問題ないと伝えたんだ。でもあれは嘘だった!全然大丈夫じゃなかった」

ピレリが言うにはソフトは「30周」しか持たないらしい。にもかかわらず39周走ったベッテルがすごい。

ガスリー4位。ホンダF1復帰後の最高位

予選6番手につけたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。決勝はハミルトン5グリッド降格により5番手スタート。レースでは最後まで完璧な走りをして4位フィニッシュ。ガスリーにとってはベストリザルトになりますが、ホンダにとっても2015年にF1復帰して以来の最高位。
チェッカーフラッグ後のガスリーの無線。

"Now we can fight!"

「俺たちは戦える!」

これはアロンソが開幕戦で言ってた事と全く同じ。

ライコネン、ピットクルー轢く

キミの2回目のピットストップ、タイヤ交換がまだ終わっていないのにGOのサインが出て発進したところ、ピットクルーが後輪に巻き込まれてしまう。
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メカニックのフランチェスト・チガリーニは足骨折で病院送り。