F1ブログJP

日本GP観戦ガイド。

MENU

F1名言集

f:id:maakun1:20180329210605j:plain

記憶に残るF1ドライバーの名言。みんなが笑った面白チーム無線。話題になった問題発言。

これまでF1で残された数々の言葉を振り返ってみました。

マーク・ウェバー「ナンバー2にしては悪くない」

2010年イギリスGP。

フリー走行でベッテルが新型フロントウィングを壊してしまい、チームは「選手権上位のドライバー優先」としてウェバーのマシンからフロントウィングを外し、それをベッテルのマシンに取り付けた。レースではウェバーが優勝したが、そのとき無線で

"Not bad for a number two driver"

「ナンバー2ドライバーにしては悪くないだろう?」

と皮肉をこめて発言している。

セバスチャン・ベッテル「鈴鹿は神が作ったコース」

多くのドライバーが鈴鹿サーキットを絶賛するコメントを出しているが一番有名なのがベッテルの言葉だろう。

“I think Suzuka Circuit is totally fantastic. It must certainly have been designed by God.”
「鈴鹿サーキットはとても素晴らしいと思う。神によって作られたに違いない。」

ベッテルと鈴鹿は相性が良く、2009年からの5年間で4勝、2011年はここでタイトル獲得している。
鈴鹿のファンについては
「いい意味でクレイジー」
というコメントも残している。

ミハエル・シューマッハ「どんなに可能性が低くても絶対にあきらめず戦い続ける」

2007年ブラジルGP。

フェラーリのライコネンとマッサがトップでチェッカーを受けるのを見て感激したミハエル・シューマッハ。

このレースで勝ったライコネンはドライバーズタイトルを獲得した。

その時に語った言葉がこれ。

"I've always believed that you should never, ever give up and you should always keep fighting even when there's only a slightest chance."

「僕がいつも信じているのはどんなに可能性が低くても絶対にあきらめず戦い続ける事だ。」

 

キミ・ライコネン「放っておいてくれ!」

2012年アブダビGP。

ライコネンが先頭を走っていた際、エンジニアのサイモン・レニーが無線で「後方はアロンソだ。ペースを知らせていくよ」と伝えたところ、返ってきたコメントがこれ。

"Just leave me alone, I know what I am doing!"
「放っておいてくれ。自分のやってることは分かってる!」

この発言は大きな話題になり、ネット上では無数の"meme"(ミーム)が飛び交った。さらにライコネンは後日、自身のコメントをプリントしたTシャツを作り優勝記念としてチームスタッフ全員にプレゼントした。

ロブ・スメドレー「フェルナンドは君より速い」

2010年ドイツGP。
当時チームオーダー禁止で直接譲れという指示はできなかった。
先頭はフェラーリのマッサ、すぐ後ろはチームメイトのアロンソという状況の中、エンジニアのロブ・スメドレーがマッサに伝えた無線がこれだ。

"Fernando is faster than you. Can you confirm you understood that message?"

「フェルナンドの方が君よりも速い。このメッセージの意味が分かるか?」

結局マッサはアロンソにトップを譲り、自身は2位フィニッシュ。
後にスメドレーはあのフェラーリの決断は間違っていたとインタビューで答えている。

「私は納得していなかった。個人的にはあれは間違っていたと思う。
あの後、マッサは苦しい時期を過ごした。チームの焦点がどこなのか分かったからね」

フェルナンド・アロンソ「GP2エンジン!」

2015年日本GP。

ストレートで抜かれて順位を落としたアロンソが非力なホンダエンジンにぶれ切れた。

"GP2 engine. GP2... ARGH!" 
「GP2エンジン。GP2... あ゛ー!」

このコメントに対しホンダの新井氏はこう語った。
「激励だと思っています」
アロンソがマクラーレンホンダと過ごす最後のシーズンになった2017年、もはや国際映像にアロンソの悲痛な叫びが流れるのが恒例行事になっていた。

ベルギーGPのアロンソの無線:
「もうギャップなんてどうだっていい。これはただのテストだ」

ミカ・ハッキネン「恐怖を乗り越えるには真正面から立ち向かうしかない」

“You can only get over your fears if you attack them head on”

瀕死の重傷から復活したハッキネンだからこそ言える言葉。

アイルトン・セナ「2位になるということは敗者のトップになるということ」

“Being second is to be the first of the ones who lose." 

ロン・デニスも使った事がある名言。